ネパールの文化とは?
カトマンドウの空港が近づくにつれて、岩のように切り立ったヒマラヤの頂が神々しくその姿を現していく。 ヒマラヤ山脈の山々と、遠い遠い昔の日を思い出させるかのような、くすんだ煉瓦の町並み。 釈尊が生まれた土地には、ヒンズー教と仏教が見事に調和を保ち、今も神話と祈りが息づいている。 この、中国とインドにはさまれた、人口2500万人弱の小さな国には、30以上もの民族が、多種多様な文化を保ちながら暮らし、 言語、方言は、50以上にも上ると言われている。
女性たちはカラフルな民族衣装をまとい、 その自然は8000メートル級の山々から、鳥の楽園でもある亜熱帯のジャングルまで、と驚くほど多様で豊かである。 そして、何よりも一番の魅力は、そこで暮らす彼らの温かい心と優しい笑顔。ネパールには、今も「心の故郷(ふるさと)」がしっかりと存在している。 先進国と言われる国々の人々が、心の隅に追い遣ってきた安らぎ、真実のゆるしを、この国はそっと思い出させてくれるのである。
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